旅と小説

先日、カメラ担いで一人で急遽旅行に行ってまいりました。
撮影旅行…というわけではなく、とある小説の舞台を追ってまいりました。

が、２日間で９００枚近く撮ったので十分撮影旅行と言えるでしょうが、
何分枚数が多くて整理ができません。
民宿で出会ったカップルの男性の方も最近一眼レフを持ち始めたらしく、
「難しいですよね」とお互い話してみたり。
眼レフはむつかしくて楽しいのです。そして、一度持つとデジカメには戻れません。


民宿のお父さんやお母さん、宿泊客に「何の小説？」と尋ねられました。
教えたものの、あんまり乗り気ではありませんでした。





その小説は、違う旅に行く時に読んでしまったもので、
これから約１０日間の初海外旅行が待っているというのに、
立ちこめる不安や追い立てられるような恐怖に駆られてしまった。

これを払しょくするには、その舞台に行くしかない！！と、ずっと思っていた。
ようやくそれが出来て、案の定、そのメイン舞台となったお寺にたどり着いたときは目の前の壮大さに感動や興奮を覚え、計画どおり払しょくに施行した。


でもね。

小説って、服の趣味や食べ物の好み以上にその人の内面を現すと思うの。
その心底惚れてしまっている作家さんは、誰に何と言われようとも、かけがえのない作家さん。
作品に関してはリスぺクトしている私でさえ賛否両論、いつも結末が曖昧。
それでも好きなのは、結末がどうのこうの以上に、内包しているドラマに既視感を覚えるから。
そして呼吸が合うから。

大げさに言ってしまうと、彼女の作品の中には私の分身が見え隠れしている気さえしてくるの。

だから、彼女の小説を誰かに教えることは、私自身を曝け出すような恥ずかしさと戸惑いを覚える。


その小説も、決して明るくない。人は二人死んでいる。回想の中の葬式を含めたらもっと死んでる。
結末も救われているのかどうか分からない。
この小説に突き動かされて一人旅に出てしまう私は、一体どう思われるのだろう。


……もちろん、人がそこまで深く小説とその読者を対比しないことも分かっているけれど、私自身を脅かすほど、私にとっては重い重い作品。

彼女の作品の中ではもっともっと好きなものもある。
けれど今回の小説は、何度読んでも不安と居心地の悪さを覚えていた作品。




やっと。区切りがつけられた。







人の本棚を見るのは好き。
だけど、私の本棚を見られるのは、
私を構築している思想と思考を全て見透かされてしまうようで、大嫌い。

げ、げーむは範疇外…

どうも新田です。

またもや更新じゃないこと書いてみます。
そのうち、このサイトでのスタンスが決まってくると思います。


必要に迫られてとあるネットゲーム（体験版）をやりました。
新田、ゲームはスー/ファ/ミで止まっております。
少しだけP/S/Pは親の物を拝借しました。
やったゲームは某漫画のテーブルゲーム的なものとＤ/Ｑ/１，２，４。

テーブルゲームとＲＰＧは割と好きです。
けど、Ｄ/Ｑ/４はエルフがいなくなった所でどこ行けばいいか分からなくなってクリアできず。
その際、昭和生まれのおばさん、街の名前が覚えられないことが発覚しました。


今日やったネットゲームもすごく有名で、
沢山可愛いキャラクターがいるからＲＰＧかシュミレーションゲームかと思いきや、



シシシシシューティングゲームですか……。



新田、一番嫌いなのは敵が迫って来て慌ててせっぱつまって何押してるか分からなくなるゲームです。
アクションとか、敵が見えるＲＰＧとか、それこそシューティングとか。

そして、新田はすこぶるシューティングゲームの才能がないようです。
体験版は途中までなのですが、ＥＡＳＹでもそこまでクリアできません。


更に。
一応毎日パソコンはぱちぱちしているはずなのですが、
すすす既に乳酸が腕に……



ゲームオタさんはきっと地味にすげぇ腕力をお持ちなことでしょう。
厭味とかではなく尊敬します。
肩凝るし、やってられませんわ。
それでなくても肩凝るのに。


得られる情報はゲーム内からは少なさそうなので、もうここまでにしておきます。
こうやってみると、やはりオタクにも専門分野があるな、と感じてしまう。
実際には、浅く中くらいの広さでオタク文化に片足突っ込んでいるのであまり専門分野ないんですけどね。

たまには日記も書いてみる

どうも新田です。
更新ブログなので日記を書く気はなかったのですが、たまには書いてみようと思います。


昨日、職場でミーティングと称した飲み会があり、（ガチでミーティングのつもりだったのに(ρ＿；）
店長が昔バイトしていた居酒屋に。
昔のバイト仲間グループも偶然一緒になり、
やたら飲まされまくりました。
初めてお酒飲んで吐きましたよ。
今までそんな飲み会行ったことなかったですから。

その後職場に泊まり、日も高くなった頃に帰宅。
ちなみに今日は夜番です。



で。帰り道に地元の野良猫が可愛くて…（話飛びすぎ）
どうやらお腹が空いてたみたいでやたらハムハムされました。
ショップ袋の上に陣取られ、持ち手をハムハム。
編み上げブーツの靴紐ハムハム。
しまいにゃ背中を伝って肩に乗ったかと思ったらシュシュ（リズリサの限定キャンペーンプレゼント！！！）を引ったくってカジカジ。


そこで、ネコを実家で飼ってた友人に電話して
「ネコがハムハムしてくるんだけどこれもしかしてお腹空いてるのー？」と聞き。
予想は当たったけど、食べ物を持っておらず。
（一旦帰宅し、出勤する時魚肉ソーセージを持って行ったけどいなかった）




ちなみに
友人 ＝ 大学の同級生 ＝ 物書きの先輩。

読んでるよーと言われました。
たぶん顔見知りでこのサイト見てるの彼女くらいなんじゃないかしら。
一応ごく一部の人しか知らないブログに「コピペでよろ」と添えてＵＲＬ記載しましたが、
そんな教える気のない方法で教えて見る人の方がレアでしょう。






ヒドイんですよー。




友人「どうしてＢＬ書く気になった！！？？」


って…


新田「ＢＬじゃねぇ！！！！」


とソッコーツッコミましたけど。




と言っても新田はマイノリティが出てくる作品読んでＢＬだと思わなかった位感度が低いので、他人様から見たらそうなのかもしれませんね。


けど『ぼくらの小さな部屋と窓の外』は‘同性愛っぽく見えても決してＢＬではない’ですから。
病んでる男二人を動かしたら変態になっただけです。

text『ぼくらの小さな部屋と窓の外』（元『青年と少年』）２，３話アップ

『ぼくらの小さな部屋と窓の外』長編連載予定 　２，３話アップしました。
１「夜」
２「紅茶のティーバック。単価の一番安い物（全２頁）」up
３「また来ましょう、今度は二人で（全２頁）」up


もう。ダメダメ過ぎて、１話よりダメダメ過ぎて、どうしようもない。
ていうか、ホントに気持ち悪い（つД｀;
そんなんアップするなーって感じですが、
この二つは強行突破で書いてしまわないと先に進めないのです。

どうやったら鬱々と重い感じをセンス良く書けるのかしら。
やっぱり言葉の選択が下手なのよね、きっと。
沢山書いて磨くしかない！！！！！！




とりあえず、今夜は飲まないと思って冷蔵庫から牛乳出したのに、
我慢しようと思ったら飲みたくて飲みたくて仕方なくなっていつの間にか作ってるウィスキー。
自分の習慣が恐ろしい。
てか、明らかにここ数日ウィスキーの減りが速いんだけど、誰が飲んでんだよー！！！
（実家暮らし）

text:『afterdays』２、３話 アップ

『afterdays』２、３話をアップしました。
１「早朝散歩」
２「眠さで死ねる」up
３「朝７時、空は暗い」up

１話ずつ登場人物増えています。
様々な人の抱える思いが交錯して最後はほっこりする話、
そんなものを目指して書いてます。

ちなみに、１話は「現代青春小説」っぽかったですが、
「ファンタジー」目指して書いてまして、２話以降はそうなったと思います。


実は、２話に出てくる女の子と初めて新田が出会ったのは中学校の頃。
何度も何度も姿形が変わって、沢山の経験をしてくれましたが、日の目を見るようになったのは今回が初めてな気がします。

いや、この子の初期の姿は某通信教育のネットの掲示板に載せたりもしましたね、プリントアウトしたのを友人に見せたり（傍迷惑）

今とは全く違います。
二転三転しながら、今はこの姿に落ち着きましたが……。
正直彼女はいまいちよく分かってません。
書き出したら全然違うってこと、あると思うのですが、それでもある程度固めてから書くと思うんですね。
彼女は固まってない。ホントに固まってない。


それでも、ようやく書くという一歩を踏み出せたこと、ホントに良かったなって思います。


直接的なきっかけになってくれた友人、
ものすっごいマイナスのショックを受けた某劇団の作品を始め、
今まで出会った沢山の人に感謝しながら、沢山書いていきたいなって思います。